2010年初夏〜会津〜

6/12に会津若松に行ってきた。主目的は東北情報セキュリティ勉強会だったんだけど、その前に会津若松市内を観光した。
SLばんえつ物語号や只見線に乗ったときに会津若松駅自体は何回も通っているんだけど、全く街を観光したことがなかった。
夜行バスで5:20に会津若松駅に到着。さすがに早すぎるんで、朝からラーメンを食べられる喜多方に移動。少し喜多方駅で時間をつぶしてから7:00の開店に間に合うように「坂内食堂」という店に向かった。有名店なんでこの時間から行列ができていた。

ラーメンは澄んだスープが味わい深くて、とてもおいしくいただきました。

再び会津若松駅に戻り、バスで観光。
まずは飯盛山。白虎隊で有名ですね。しかし、最初に出てきたのは動く歩道(有料)。

そして、次に目についたのは「さざえ堂」という怪しげな建物。階段が一つもなく、入口から出口まで一回も同じところを通るところがないという。重要文化財なのに落書きが多いのが気になるが、とりあえず入ってみた。


確かに面白い。しかし、よくこんなもの作ろうと考えたな。

ようやく白虎隊自決の地に。団体の観光客がいくつかいて、地元のガイドさんが説明しているのを傍聴。白虎隊の関係者にはソニー創業家の縁戚者がいるとか、仙台育英創立者の墓が鶴ヶ城を向いて立っているとか、面白い話が聞けた。てか、鶴ヶ城を望んだときに見えるアンテナがN○Kのものなのか〜

飯盛山からは再びバスに乗り、鶴ヶ城へ。
なんとタイミングの悪いことに鶴ヶ城、瓦の葺き替え工事中。

その代わりなのか、お城ボくんというゆるキャラがいた。

鶴ヶ城には校外学習なのか、中学生の集団が大量に。思春期ですなぁ。ちょいうるさい。
展示は蒲生家、上杉家、保科家など、会津を治めた大名のことや、藩校日新館のこと、戊辰戦争のことなど充実していました。一番驚いたのは上杉景勝神指城という鶴ヶ城を上回る規模の城を築城しようとしていたこと。もしこの城が建っていたら「天空都市」会津が、日本の中心地だったかもね?

となりの茶室も見学。千利休の息子をかくまっていたらしい。天空都市だけど、当時から文化的なレベルは高かったよう。

東北情報セキュリティ勉強会の時間が迫っているので、会津若松駅にバスで戻り、歩いて会津大学に向かった。

今回は飯盛山鶴ヶ城しか見られなかったけど、七日町の町並みとか、東山温泉・芦ノ牧温泉とか会津若松には面白そうなものがほかにも。また来てみたいなあ。

と思っていたら、鶴ヶ城の半券に平成23年春、工事終了後、本券を持参の場合「共通入場券」を1割引にいたします。」という文言が。
これはもう一度会津に来いという挑戦状か... この時期*1にもう一度勉強会があればw

*1:2011/4/1〜12/31