school food punishment「amp-reflection」全曲レビュー（前編）

すごくいいアルバムなんで、全曲レビューやりたくなった。

amp-reflection(初回生産限定盤)(DVD付)

1. signal

インターリュードってやつ？　2曲目の「goodblue」とのつながりがなめらか。

2. goodblue

このアルバムの中で一番いいかも、と思ってしまうぐらいの名曲。
「触れるgood blueとfly 薄まる過去のcry」という韻を踏んだフレーズとサビのハイテンポが耳に心地よい。
デジタルなパッションという言葉がこの曲には似合うと思う。

3. butterfly swimmer

「ヘルシアスパークリング」のCMソング。
すごく爽やかに聞こえる曲なんだけど、めっちゃ情熱的で驚いた。肉感とかそういうものが見えるぐらいに。
ラストの「変わりたい　乱したい　君をそっとどこかへ連れ出したい　もどかしい君の手　掴んで　気分次第　動かしてみたい」というフレーズで、前後の文脈から「動かしてみたい」が「犯してみたい」と聞こえてしまった（爆）　友美嬢すげぇ！と勝手に感動していた。

4. future nova -album edit-

東のエデン劇場版2「Paradise Lost」主題歌。まだ見ていない。
ポジティブな曲だけど、暑苦しくなくてバランスが軽妙。滝沢朗のために書き下ろされた曲だとは思うけど、2010年代に生きる人みんなに通じるものじゃないかな。
「まだ終わっていない勝負なら　何度だって挑める」

5. 電車、滑り落ちる、ヘッドフォン

淡々としたメロディが印象的。2, 3, 4とハイテンポな曲が続くんで新鮮に感じる。
「sea-through communication」で「僕のプラットフォームはいつも君につながっている」というフレーズがあったけど、友美嬢は電車をモチーフにするのがお気に入りなのかな。

6. light prayer

東のエデン劇場版1「The King of Eden」主題歌。
Aメロ・Bメロからサビへのたたみかけるような展開が好き。暗雲から光が射し込んでくるという情景を思い浮かべる。
「きっと　冷たくて暗い雨だって　誰か救っているから」というフレーズがお気に入りで、時々思い出す。すべての物事が希望を含んでいるのかも、と考える。

7. after laughter

ほほえましい気分になる曲。school food punishmentの曲にはネガティブ→ポジティブというテーマが一貫して流れているような気がする。

8. 04:59

4分59秒の曲かと勝手に思っていた。東京事変の「能動的三分間」みたいに。
6, 7とアップテンポな曲が続いた後に入ってくる淡々とした曲。夜と朝の間の緊張感ある寂しい光景が思い浮かんでくる。