Webデベロッパの祭典+ちょっとアキバ気分で。@東京

参加してきました。小飼弾氏と、サンマイクロシステムズのエバンジェリストの人の講演を聴講。
秋葉原は家から近いけど、実はほとんど行かない。ラオックスのザ・コンピューター館が閉店当時のままでびびった。まだ何とかならないのか。いまどき一太郎2007の広告なんて見れんぞw*1

基調講演 どうするデベロッパ!? 2009年プログラミング大展望 (講師:ディーエイエヌ 小飼弾氏)

ディーエイエヌとか書いたけど、「404 Blog Not Found」小飼弾さんですね。弾さんのブログは正直、それほど好き、というわけではないけど(をぃ)、すごい人なんだろうなと思っていました。

まず、弾さんの第一印象として、声が高いなと。低くでかい声でしゃべる人のようなイメージがあったから少し裏切られた。あと、そんなに背高くないですね。
とはいっても、エネルギッシュなのは間違いない。講演もおとなしい私どもオーディエンスに積極的に語りかけ、質問し、インタラクティブに進めてくださいました。

2009年プログラミング大展望、という話ですが、そんな話あったっけ(笑) 少なくとも「Javaはもう終わりだ」とか「Rubyの商用利用が10倍に拡大する」(適当)といった話は全くありませんでした。

講演の趣旨は、世界大不況の中でエンジニアがどう生きるか、ということ。どう生きるかということに関しては、とにかく学べ、知恵をつけろとおっしゃっていた。好況の時は目の前の仕事に追われて腰をすえて学ぶことは難しいが、不況ならできると。
まだ研修生の身なんでそれほど実感があるわけではないけど、顧客のIT投資額は減ってきているという話は聞く。親会社も辛うじて純利益を黒にしたぐらいだし、厳しい経済環境なのは間違いない。
学べる時間がめちゃくちゃ潤沢になるとは思えないけど(週休5日なんてならんだろw)、新人・若手という身であることだし、さらに気を引き締めてがんばっていかないとな。

ソフトウェアエンジニアは何でもできる、何にでもなれる。そんな気持ちを持って、さらなるスキルアップを。

次世代Web Platformのために −Java技術動向と関連テクノロジーのご紹介−(講師:サンマイクロシステムズ 舟崎健治氏

サンのテクノロジーを中心に、Webアプリケーションの今後の動向について。
一応Webアプリの開発に関わっているけど、あんまりプラットフォームだとかクラウドとか接していないから、たくさんテクノロジーあるんだなぐらいしか分からなかったけど、とりあえず、色々なものがサービス化されるらしい。
しょっちゅう聞かれる言葉になったSaas(Software as a Service)のほかにPlatform as a Service(Google App Engineとか)、Infrastructure as a Service(Amazon EC2とか)というのもあるらしい。色々なものを購入するんじゃなくて、使いたい時に金を払って使う、そんな世の中になるらしい。

Java自体も進化しているようで、JRubyというJVM上でRubyコードを動かせる処理系があったり、JREのインストール時間やJVMの起動時間が短縮したりしているらしい。

新しいものが色々出てくるIT業界。大変だけど、勉強することがまだまだあるというのはすばらしい。

*1:2009が既に出ている