2008年ドラマ振返り

今冬のクールはドラマ見ませんでした。流星の絆とかブラッディ・マンディとか気になるものはありましたけどね。
では、今年見たドラマを振り返ってみます。

(1) 1〜3月

前者は成海璃子主演作品ということで見た。原作がちょうどドラマ放映にあわせてコンビニ本として出ていたんで買ってみたんだけど、とても面白い。今は「3月のライオン」読んでみようかと考え中。
原作に比べるとドラマは確かになんか面白くない、というのはある。竹本の旅がけっこうあっさりしているところとか。

後者はおそらくフジテレビジョンさんも大して注力していなかったんじゃねぇか、っていう考えが見る前はあったけど、秀作です。堀田イトが鹿女であることがわかってからはかなり泣かせる話になってきたけど、泣き笑いの入り混じったすばらしいエンターテインメント。イトと小川先生の近鉄奈良駅*1でのキスシーンとか、後日談の小川先生が藤原先生に指輪を買うシーンのような恋愛話もあり。
作者万城目学氏に関しては、来年に「鴨川ホルモー」が映画化らしいです。こっちは原作チェック済みなんで、映画でどうなるかに期待。

(2) 5〜7月

  • CHANGE

キムタク演じる朝倉総理ほど、胸の熱くなる人はいないだろう。でも、個人的にうれしかったのは各省庁から出稿している総理秘書官の人たち。
こないだ東大を通ったら「官僚にはこの国を変える力はないかもしれない」というポスター*2があった。もちろんこの後には小さい字で「官僚があなたの思う人たちばかりならばそうかもしれない〜」ということが書いてあったんだけど、そのときこのドラマを思い出した。どうしても悪く言われがちな官僚(実際にダメなやつもたくさんいるんだろうけど)ですが、熱い人もいるんですよね。僕は友人に官僚いますんで、それはわかります。だから、朝倉総理がテレビ演説で官僚の人たちを賞賛する言葉を発したとき、思わず泣いちゃいました。

(3) 7〜9月

当時はこのドラマの舞台の近くで研修でした。湘南って別に海や浜がきれいなわけでもないのに、なぜあんなにさわやかな感じがするんだろう。
織田裕二演じる桜井先生は確かに熱すぎて、きれいごとが多くてうっとうしい。それはわかる。でも、結局のところ、人間の価値なんてやっぱり青臭いところで決まってしまうんじゃない?、と最近思う。きれいごとも言えないようになったらおしまい、みたいなことをボンボヤージュ氏(ちびぎゃらの人)が書いていた気がする。

ちなみに、若手俳優・女優がたくさん出ているこの作品ですが、一番吉高由里子氏がよかったなぁ。きらびやかなのに幸薄そうな感じが好きです。

*1:実は天理駅

*2:文言はあやふや