2008年ベストソング(番外編)

そろそろ今年も2008年のベストソングを発表しようと思いますが、今年度リリースじゃないけど、はまってしまった曲を2つ紹介したいと思います。
池田綾子「プリズム」
NHKアニメ「電脳コイル」オープニングテーマ。デジタルながらノスタルジックなアニメの雰囲気にぴったり合った名曲。特にアウトロが好き。
この歌詞も、温かみがあって好きだけど、鬱の人に対する目線だよね。「人はどこへ行くのだろう」とか、アニメの曲とも思えない哲学的、精神的世界は池田綾子ならではかもしれない。抜擢したNHKの人、本当にすごいと思う。

言葉にはできなくたっていい 前を向いていれば
刻んだ痛みは 優しさに変わってゆくから

フジファブリック若者のすべて
アルバム「TEENAGER」を聞いて出会った曲。シングルとしては昨年リリース。
「TEENAGER」を聞こうと思った理由は、Waste Of Pops 80s-90sで絶賛されていたからです。いやあ、色々と情報を集めているとすごいものに出会えるんだね。
胸を締め付けられるような寂しさと、ほの明るい希望が、まさに「若者のすべて」です。歌いだしの「真夏のピークが去った」からもう何も言えない。もう若くないけど...という雰囲気を一番表しているのは絶対にこのフレーズ!
そろそろポスト若者になりそうな雰囲気すら漂う私ですが、まだまだ。
「TEENAGER」収録曲では「パッション・フルーツ」とかも名曲。