さよなら 0系新幹線

今日でおしまいですね(営業運転が)
さいころ、大阪と静岡を行き来していた僕にとっては、本当に懐かしい列車です。

10月13日と先週11月23日に乗ったので、そのときの話を。
10月13日(岡山〜新大阪)
福山始発のこだま620号に岡山から乗車。

駅弁を買いつつホームで待っていると、新倉敷方面から列車が到着。朝早いけど、若干名カメラを向けている人がいて、注目度の高さを感じた。やっぱり、丸い鼻と青と白のツートンカラーは懐かしいだけじゃなく、今でもかっこいい。


列車はがらがら。びっくりするぐらいがらがら。岡山出発時で2,3人しか乗ってない車両もあった。
荷物を置いて、車内の探索に出る。

今回の車両は昭和60年に日本車両が製造したもの。車齢的には20年ちょいと決してめちゃくちゃ古いというわけではないけど、高速運転でガタが来ているんでしょう。もっとも、そんなのを感じさせない快走を終点新大阪まで見せてくれました。

ビュッフェの跡らしきものも発見。どんどんこういった供食設備がなくなっていくのはさびしいことです...

姫路で後続列車に追い抜かれるためしばし停車。その隙を狙って撮影する人も。この辺りから乗客も少し増えてきた。姫路から大阪まで新幹線で移動する人もけっこういるのですね。

西明石新神戸と一つ一つ停車し、終点の新大阪に。
新大阪はさすがにすごい人。アナウンスで「白線より外に出ないでください」と連呼。こだま号のホームだけでなく、向かいのホームからもカメラを向ける人がたくさん。この日でこんな感じなんだから、今日は本当にやばいことになっているんじゃないのか?
もっとも、そんな中0系は行き先表示を「博多」に切り替えて、はるばる向かっていったのでありました。



11月23日(広島〜新下関
新大阪から広島まではひかりレールスターで移動。この列車もなくなるとか言われていますけど、九州新幹線までは大丈夫ですよね?

そして、広島で乗り換え。9時前と時間的にもいいため、こないだよりたくさんの人が0系をお出迎え。


車内も前よりは混んでいました。でも、それほどでもない。やっぱりみんなは次週(要するに今週)狙いなのか?
でも、注目度が高まっている証拠に、車内販売もやっていました。販売員がおばさんだったのは0系仕様なんだろうか?

広島を出たこだま629号は早速新岩国で通過列車待ち。降りる人多数。ホームには蛍光色のジャケットを着たおじさんがいて、危険行為がないかを見張っていました。まあ、おじさんが大きな声を出すようなことはなかったんで、よかったんですがね。
上りホームでは100系こだまも通過列車待ち。100系はいつまで使い続けるんだろう? 引退するときは0系みたいにオリジナルカラーに戻されるのかな? 0系が高度経済成長の象徴なら100系バブル経済の象徴か。

あとは徳山、新山口、厚狭と停まり、新下関に到着。僕はここで下車し、みすゞ潮彩号に乗り換え。
小倉よりにあるトンネルの中に消えていく0系を見とどけ、お別れをしたのでした。
本当に、お疲れさまでした、そしてありがとう。


今日の最終営業運転、そろそろですね。岡山駅はどんな感じでしょうか?