昭和時代が終わって

実は、今日0系新幹線に乗ってきました(たぶんお別れ乗車)
岡山〜新大阪間で。
詳しい乗車レポは別の機会にしますが、今年2008年は、「鉄道の昭和時代」が終わる年だと思います。

理由は2つ

富士・はやぶさはJR側からのアナウンスはまだですが、新聞に出てたんで、おそらく確実でしょう。

0系はもう古くなってきたし、仕方ないです。よくここまでがんばってきた、感動した!

そして、富士・はやぶさ
九州ブルートレインは年次縮小されていって、ついに最後の1つも、というところですが、ブルートレインって、すごく昭和的、もっと言ってしまえば新幹線前夜のものだと思います。
そう、「急行高千穂・桜島」とかがバンバン走っていたときの。まだ飛行機で移動することが一般的でなく、新幹線も博多まで行っていなかったころの。夜行列車乗るために行列作っていたころの。
そんなときの列車がずっと、21世紀まで走り続けてきたんです。JRの怠慢、地域ごとの分割民営化の弊害等、その要因はたくさんあるでしょうが、最大の理由はやっぱり「時代の流れ」です。新幹線できて、飛行機も安くなって...

これに対抗してブルートレインを活性化させるのは並大抵のことではないでしょう*1。豪華列車化という意見も聞いたことがありますが、そうすると、かつての「富士・はやぶさ」とは別の列車になってしまいます。歴史の流れはそこで途絶えてしまうのです。それをよしとするか、悪しとするか。

そんな中、1人戦い続けた「富士・はやぶさ」、最後の姿を一度(乗車するのは初めて)、見に行ってこようと思います。

*1:JRはがんばらなさすぎだとは思いますか