アニメタイアップとCDの売り上げ
と書いてみたはいいものの、たいしたことない文章になりそうだな(汗
さて、最近のチャートではアニメタイアップの有無が重要な要素となっています。ここでいうアニメタイアップとはアニソンではないです(ハレ晴れユカイとかは違う)。アニメタイアップだと言われて初めて気づくといったタイプのものです。
この手のタイアップを得意にしてきたのはGIZA studioに代表されるビーイング系。コナン=GIZAというのはもうおなじみですよね。コナンタイアップの力は小松未歩、GARNET CROW、愛内里菜、三枝夕夏、上原あずみといったアーティストのもとに降り注ぎ、オリコントップ10の獲得をもたらしました。上原あずみはデビューシングル「青い青いこの地球に」がいきなりのトップ10入りという快挙。GARNET CROWはデビューシングルの「Mysterious Eyes」がタイアップでしたが、やはり忘れてはならないのは「夢みたあとで」。
ちょうどこの作品がリリースされた頃、僕は高校を卒業し、大学に入学する頃でした。大学に入学してびっくりしたことは、予想以上にGARNET CROWのファンが多いこと。
「夢みたあとでを大好きだ」
だそうです。まあ、この曲は僕も好きですけどね*1。
このように言っていた人たちが今もGARNET CROWのファンかどうかはよくわかりませんが、「夢みたあとで」以降のGARNET CROWはオリコンチャート初登場で20位以下に落ちるようなことはなく、ある程度の人気を保つことができるようになりました。
しかし、最近のコナンタイアップはどうもその効果がないようで。
例えば、今年になって初めてタイアップをした滴草由実の場合、なんと50位!
コナンタイアップなのに順位が低かったといえば松橋未樹の「destiny」を思い出しますが、これでも最高位は22位。
ここまでタイアップの効果がなくなったのはなぜだろうかと考えると、やはり
- 放送の長期化
- 視聴率の低迷
この2つが影響してるのでしょう。これらのことにより、アニメの視聴者が固定化し、新たな販路の獲得につながらなくなったのでしょう。GIZAファンはおそらくかなりがコナンはチェックしているでしょうし。
しかし、なぜか今タイアップが強いのがソニー・ミュージックエンタテインメント。CDTVを見ていて、「なんだこの曲、このアーティスト」と思うようなものはたいていソニーの新人だったりします*2。SunSet SwishはBLEACHのタイアップ「マイペース」で知名度を上げましたね。
が、このタイアップの問題点としてはタイアップがついていない作品の売り上げが振るわないこと。
でも、新しくタイアップがついた曲は売れるんですよね。
コナンと今のソニーでどう違うのか、それは何なんだろうか。
単純にコナンよりもソニーのアニメのほうが人気があるのか、
色々なアーティストが新たに出てきて新奇性があるのか*3
考えれば考えるほどよく分からなくなる。結局まとまらなかったよ
わかったことはソニーがアニメ用のサイトを造っていることだ。