ガイアの夜明け

o-tachi2007-01-17

地方鉄道がテーマだったので見る。取り上げられていたのは神岡鉄道、和歌山鐵道鹿島鉄道。そして、地方鉄道再生請負人として両備グループ岡山電気軌道とか運営)の小島氏。

なんかねえ、和歌山鐵道が最高で鹿島鉄道は最悪というイメージでやりすぎだった気がする。「鹿島鉄道存続再生ネットワーク」の活動については僕の耳に入ってきてなかったし、しょぼかった*1ことは認めるけど、鹿島鉄道には沿線の高校(県立小川高校が中心)でつくるかしてつ応援団という組織もあって、そこはブルーバンドや横断幕なんかをつくるなど盛んに活動しているのに。サイトも存続再生ネットワークよりもはるかに立派。そういえば、テレビカメラにブルーバンドが映りましたが、なにも解説なかったっすね。僕も持ってるのに。

テレビとか本とか、さまざまなメディアで事例の比較を行う際は必ず二項対立という手法を用います。どちらかを善、どちらかを悪として善の特徴を際立たせるというものだけど、今回のでは地域でがんばっている生徒たちの活動がまったくといっていいほど取り上げられなくて、ここにはとても不満がある。
日経スペシャルなんで経済活動に積極的に関わらない生徒達の活動を取り上げることにメリットを感じなかったのかもしれないけど、未来を形成する人々の挑戦を取り上げてあげてもよかったんじゃないの?


和歌山はがんばってるね。今度行こうかな(遠い

写真は常陸小川駅。

*1:サイトもしょぼい