ボール犬ミッキー
- 作者: 室積光,福岡耕造
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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カープの架空の2軍選手坂本篤史とミッキーの往復書簡のようなやりとりで構成されています。坂本選手の話にミッキーが応えるという形で進んでいくのですが、その中に生きがい、苦しみ、死など様々なことが出てきて、いろいろと考えさせられます。それに対するミッキーの受け答えが素直で読んでいて気持ちいい。結局最後、坂本選手は肘の故障が癒えず、カープを去り、大野の寮をあとにします。広島市民球場でファンを沸かせるミッキーをうらやましがりながら。でも、大野、由宇を去る坂本選手に清々しさも感じるのは、カープでがんばったことから得たものが多かったからでしょう。いつかこういう風にがんばれる人間になれればと思います。
ミッキーの写真もたくさん載っていて、かわいい^^