タイヨウのうた

両さんのまちにあるシネコンで見てきました。平日初回は1200円と学生料金より300円安い。背徳的行為に及んでいるのに得してしまうとは世の中は理不尽。

以下映画感想。ネタバレあるかも
この映画の主役雨音薫を務めるのは、背徳のアーティストYUIさん。いや、彼女じゃなくて、僕が...

当然のように、演技はうまくないです。でも、不器用ながらも必死にがんばっているという姿が伝わってきて、感動します。そもそも、雨音薫という人物が不器用ながらも必死、すごく純粋っていうものなんで、YUIさんにははまり役です!

僕はスクリーンを見ている間、ずっとYUIさんに夢中でした^^ ものすごく横顔がきれいなんですよ。YUIさんの姿って前からしか見たことなかったんだけど、息をのむ美しさでした。そして、めちゃくちゃかわいかったのが美咲(通山愛里)の撮ってきた孝治(塚本高史)が映るビデオを見るときの興味津々な顔! 最後の、倒れ掛かた薫を孝治がかばおうとしたときの「ひっかかった」という声。どこの幼稚園児が出しているんだというロリ声で、なんか聞いてはいけないものを聞いてしまったような背徳感をちょっと感じてしまいました(爆) 「あたし、死ぬまで生きて生きて生き抜くんだから」という言葉は、めちゃくちゃ健気に聞こえた

塚本高史の演じる孝治は、どうなんかなあと思ったけど、これもよかった。サーフィン好きでチャライ系の役だからこそ、薫に対する真剣な思い、それが際立ってよかったと思います。
親友である美咲役の通山愛里さん、最初見たとき相武紗季さんかと思った^^ メガネが似合っているのか似合っていないのかよくわからなかったけど、彼女もかわいかったです^^
薫の両親役の岸谷五朗さん、麻木久仁子さん、どちらも僕の好きな人たちだったんで、キャスティングよかったです

Wikipediaを見ると、XPに関する描写が現実とかけ離れているようですが、素直に感動できる作品でした。
横浜の路上で薫がギターを弾いて歌い、周りに人がたくさん集まってくるところなんかは、ものすごく心にぐっときた。YUIさんの歌声の存在感がやはり只者ではないんだ。CD収録で歌に吸い込まれるのも、YUIさんのソングライティングと歌唱力がすさまじいから。それからFMや学校で薫の歌声が流れるというありきたりな展開に感動してしまうのも、歌がすばらしすぎて、この歌を知らない人がいるなんて哀しすぎると思えるから。

かっこよくない優しさに会えてよかったよ

…Good-bye days

こんなこと歌われたら号泣ですよ。まわりに人いたんでウルウルでとどめたけど^^

ストーリーについて、作品全体について書こうとしてもYUIさんのことを書いてしまう... ダイスキがとまらない...