アンビエント

某マイミク/Twitterフォロワーの方の通っている大学院のWebサイトをなんとなく見ていたら、講義のPDFがアップされていたので見てみた。

平成21年度「情報セキュリティ論」

そこに出てくる単語に、「アンビエント」というものが。
どっかで聞いたことあるけど、よくわからないのでちょっと調べてみた。
ユビキタスからアンビエント

まず、アンビエント(ambient)とは、英語で「周囲の」とか「あたり一面にある」という意味らしい。

比較的わかりやすい記事(日経トレンディ)

なんかKDDIが盛んに言っているのが「アンビエント社会」。ユビキタスの上位概念的なもののよう。各地に設けられたセンサーが、個人個人の趣向に合った情報・サービスを提供する社会。

こうなると、そのセンサーが得たプライバシー、趣向はどうなるのか、すごく気になりますね。衆人環視の中気まずくなったりとか、反社会勢力に情報が流されたりとか、様々な弊害が想定されます。そもそも、その情報はどうやって保存するのか、保持期間はどれぐらいのなか、設計しなきゃならないことはつきない。
うまくいけば、小さいころに夢見てた社会ができるかもしれないけど。

ちなみに、僕がアンビエントという言葉を認識したのは、元気ロケッツのアルバムをPCに取り込んだときのジャンルがアンビエント エレクトロニカという名称だったのを見たとき。あまり環境音楽という感じはしないけど、なんでこういうジャンルを選んだんだろう。