制服のころ、君に恋した。

制服のころ、君に恋した。 (講談社文庫)

制服のころ、君に恋した。 (講談社文庫)

とてもベタベタな話でした。
読み終わってみると、面白く読んでいた自分が哀しくなるぐらいです。
でも、とっても胸キュン。ずっとドキドキしていました。
つきあい始めてから別れるまでの心理描写と、一歩一歩階段を上っていく様子はすごくシンパシーを覚えました。奈帆とシンタのことを応援しつつ、「わかるよ、その気持ち!」などと思いながら読んでいました。
そして、そんな時間を過ごせる二人を少しうらやましく思ったり...

あと、獣医のマッキー先生のこともずっと気になっていました。いやあ、奥手の男って腹立ちますよね(お前が言うな)

一歩踏み出すことで、世界が変わる、そんなことを信じたくなりました。