江差

北海道の支庁の中で市がないのは日高と檜山だけど、檜山は競走馬や襟裳岬で有名な日高よりうらぶれている感じがする。
そんな檜山の支庁所在地江差に行ってきました。
江差線江差駅に到着したのだが、町外れの高台にあった。駅の周りは普通の住宅地。
歴史的な町並みのある地区までは歩くと20分ぐらいはかかったと思う。

高台から見下ろす江差の街は小さくて、手のひらの中にあるかのよう。

そんな街を歩き、昔の商家を見学。持ち主は札幌に行ってしまったようだが、町が管理しているらしい。
海が近い町ならではだと思ったのは家の裏口から船が出せること。今は埋め立てで道路ができているからそうはいかないけど。

街は静かで、かつてニシン漁で江戸以上に賑わっていたというのがうそみたいだった。

そんな街を抜け、鴎島に。島とは言うけど今は陸続き。
ここから奥尻が見えないかなと思ったけど、残念ながらちょっとかすんでいて見えなかった。

この鴎島は江差町民の憩いの場となっているようで、リコーダーの練習をしている子供や、親子連れをけっこう見かけた。子供連れのお母様に聞いたら、よく来るとのこと。



昔の栄えていた面影を感じるのは難しいけど、のんびりと時間が流れる穏やかな街でした。