応用情報技術者試験

受けてきました。今回から情処は試験体系が変わったんですが、これは旧ソフトウェア開発技術者試験(昨年落ちた...)に相当するものらしい。ですが、けっこう変わった!

午前

80問というのはソフ開と同じだけど、問題が「テクノロジ系」(49問)、「マネジメント系」(11問)、「ストラテジ系」(20問)とカテゴライズされていた。ソフ開に比較してマネジメントやストラテジといった文科系的な要素が強まった印象。基本情報では出題されるけど、ソフ開では出題されていなかった会計の問題もあった。
ソフ開の時も午前はばっちりだったので、今回も大丈夫のはず。以前は800点中600点で合格だったのが、100点満点で60点になっているので、午前できられる人の割合は下がるのか。

午後

午後2(昨年不合格)がなくなり、午後は一本化。問題数が少ないため、ケアレスミスが命とりとなる午後2がなくなったのはうれしいけど、出題傾向ががらりと変わるので不安でした。そして、その不安通り従来のソフ開とは異なる試験に。

まず、2題のうち1題を選択。これは「経営戦略」と「プログラミング(アルゴリズム)」の2題から。午後2の雰囲気を若干残しているなあと思いつつ問題を見ると、経営戦略のほうは情報処理技術者試験の問題か?と思うような内容。SQLだとか技術的な話は全くなし。現代社会の問題みたいだ。
アルゴリズムは探索とまあ王道。そこまで難しいものだとは見受けられなかったけど、はまると時間をやたら食うのがアルゴリズムなので、怖くなって経営戦略を選択。この手の文系的な問題は回答はできるのだが、合っているという確証が得にくいのが難点。
ちなみにこの2題中1題選択は最後に回しました。

次に10題のうち5題を選択するもの。ソフ開の午後1に相当するものか。向こうは6問だったけど。
出題分野は「戦略立案・コンサルティングの技法」「システムアーキテクチャ」「ネットワーク」「データベース」「組み込みシステム開発」「情報システム開発」「情報セキュリティ」「プロジェクトマネジメント」「ITサービスマネジメント」「システム監査」。コンサルとかサービスマネジメントなんてソフ開時代ありましたっけ?って感じのものもちらほら。
とりあえず経験のあるデータベースから手をつけ、ネットワーク、システムアーキテクチャ、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメントと回答。各問のレベルはソフ開と同等かな。問題数も同じぐらい。
監査とかサービスマネジメントとか「何それ?」って感じですが、とりあえず全問、あとで目を通してみよう。

まとめ

今回は初めてということもあって、やりにくかった点があったのは事実。午後は特に。どの分野の問題を選択するかはあらかじめ絞って対策を立てておいたほうがよさそうです。
あと、ソフ開に比べてテクノロジ系の色合いが薄まっています。コンサルやマーケティング等、幅広い分野に興味を持って、本や新聞、ネット等に目を通しておくのが必要かな、と思った次第。

余談

データベーススペシャリストを受けに東京まで出てきた友達(横浜会場はなかったらしい)と会ったんだが、午後2の問題が問題文だけで11ページぐらいあるとのこと。応用情報受かっても上はまだまだ大変だ。