春のダイヤ改正について

このダイヤ改正最大の話題はもちろん、「富士・はやぶさ」の廃止と「ムーンライトえちご」「ムーンライトながら」の臨時列車か。そして、18きっぷユーザーの間では「ムーンライト九州」「ムーンライト高知」「ムーンライト松山」が運行されないことも問題視されている。
という中、あえて別の話題を。それは、東京近郊区間拡大である。
大都市近郊区間に関する詳しい説明はWikiに任せるとします。とりあえず、このエントリを読むだけなら途中下車ができないぐらいの認識でオーケー。

このプレスリリース(PDF)を見ると、3月14日より以下の区間東京近郊区間になるらしい。

なんと千葉県全域が近郊区間に。今までは君津とか大原でとどまっていたことを考えるとすごいことだ。大回り乗車で房総半島や成田・総武線一周ができるというのはすごい。そして、久留里線にもてこ入れが。まだSuicaが使えるようにはならないようだけど、久留里線タブレットも残り僅かな命かもしれない。
あとは上越線とか常磐線が北進。これで関東地方で近郊区間じゃないのは新幹線以外だと吾妻線水郡線、あと上越線の水上以北、東北線の黒磯以北だけかあ。ほとんど関東内の移動では途中下車ができない感じになっちゃいます。いわきから韮崎なんて350kmぐらいあるのに途中下車できないって... ほとんど東京から名古屋のキロ数とおんなじです。普通に移動したら5780円とか。
ちょっとこれきつくないですかねえ? まあ、いわき韮崎なら隣の駅から買えばいいだけですが、高崎や宇都宮から途中下車ができないのはちょっとつらいかも。今までは北高崎とかの逃げ道があったのに。

支社で言えば東京支社、横浜支社、八王子支社に次いで千葉支社、大宮支社(ほとんど)の全域が近郊区間か。常磐線も北進しているんで、水戸支社の北限新地まで近郊区間が拡大しちゃったりして(笑) などと思っていたら、SUICA仙台圏がかなり拡大(PDF)するようで、原ノ町とか矢吹、船引まで組み込まれちゃった。
となると、水戸支社の近郊区間Suica利用可能圏はいわきまでかな。西日本の前例を見ると、かならず使えない緩衝地帯を設けているんで、利用者が少なくなるいわき原ノ町間がそうなる可能性大。

支社界で思い出したけど、未だに新疋田敦賀ではICOCA使えないんですね。

まあ、色々書いてきましたが、要するに途中下車ができるようにしてほしいなということで(笑) 18きっぷシーズン以外のことを考えると。旅情がちょっと... ぶらりと降りてもいいじゃないか!

あと、最後にダイヤ改正関係ですが、下関駅の「特別急行・急行」表示はどうなるんですかね? 富士ぶさなくなるし、ムーンライト九州走らないし。完全に無用じゃないか。これはもういそかぜとか九州さんの下関乗り入れが復活しないことには...