非属の才能(★7点)

なんとなく(ポップがかわいかったので)、買った本。海外旅行中に読んでいました。

「非属」という、他の人とは違う、自分だけの才能を磨くことの大切さと、そのための方法について書かれた本。
読んでいて、就職本の「絶対内定」を思い出した。自分と徹底的に向き合い、自分を理解し、何をやりたいか、何が夢なのかを考えることを目的としたこの本と、通じるところがあるなと思った。社会で自分が生き抜くためには、やはりほかとは違うものが必要なのだろう。

本は少々時が大きいのが気になる。あと、どうしても理想論が強すぎて*1、実践には移せないなあと思ってしまうところもあった。
でも、やっぱり自分に向き合うことは大切です。就職活動の際、僕はここが足りなかったなと反省しています。面接での発言に奥行きというか、説得力というかそういったものが足りなくなるんだよね。この本では「引きこもり」を勧めているけど、さすがにそこまでは社会人の身ではできないので、通勤時間などに自分と向き合い、「非属の才能」の開発にいそしみたいと思います。

この本に書いてあったことで、「やってみよう!」と思ったのが、人に人生のベスト3*2をたずね、それを実践しようというもの。さしあたり、自分の色々なベスト3をまとめたいなと思います。映画とか、鉄道路線とか、観光地とか、若手女優とかw

*1:漫画家である筆者のように生きられる人は、やはり少ないと思う

*2:好きな映画、好きな場所など