Little DJ〜小さな恋の物語(★7.5点)

ラジオつながりでこの映画の感想を。

福田麻由子ちゃんと鉄ヲタ神木龍之介というゴールデンコンビ。
病気(実は白血病)で入院した少年太郎(神木)が病院で院内放送のDJをやっている中で交通事故で入院してきた少女たまき(福田)に一目ぼれして... というお話。実はたまきは太郎より年上なんですが、ちょっとこの設定無理あるだろ。実際には神木くんのほうが麻由子ちゃんより年上だし、なにより麻由子ちゃんがかわいい。無邪気に心に入ってきて、こういう女が男をだめにするんだという感じ(をぃ)。

映画自体は非常にベタ。ベタ中のベタ。「1リットルの涙」とか「タイヨウのうた」とか似たような感じなのが最近ありますよね。こういうの僕好きなんですけど、インパクト不足なのが残念。似たような作品が多いからかもしれないけど。函館山でのデート中に太郎が倒れるなんて「タイヨウのうた」で薫が日光を浴びてしまいぐったりするところと同じじゃないのか。
でも、ラストシーンの太郎がたまきに告白するところはやっぱりきたね。直接いえないからラジカセに声を吹き込もうとするのをやめて、生音で伝えたところは「よくやった!!」と心の中でガッツポーズをしていました。

最後にですが、これを見てラジオ、聴いてみようかなと思った。京都時代はよく聴いていたんですが、東京に来てから「J-AC TOP40」「STARDUST PARADE」といったキラーコンテンツがなくて、NHK-FMの「ミュージック・スクエア」ぐらいしか聴いていなかったんですが。最後に小林克也が出てきたのには驚いたし。リクエストしてみようかな。