女子と鉄道(★9点)
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ゆるいけど熱い彼女の鉄道への愛情を感じます。僕も車内で寝ちゃうことけっこうあるんですよね。乗りつぶししているのにorz
行っているところはすごいです。東京ステーションホテルとか立山砂防工事専用軌道とか普通の鉄道ファン顔負けのところも行っています。これはただの人ではない。すごい。でも決して気負ったところは感じない。廃止が近い出雲とかあさかぜにも乗っているんですが、執着心は感じない。寂寥感を少し感じさせる文章は読んでいて押し付けがましくなく入ってくる。出雲、あさかぜ乗っているってうらやましいけど。
痴漢とか女性専用車両に対する考察はさすが作家の人だと思う。男は無抵抗状態にあこがれているとか、正直やられたかもしれない*1
この本を読んでいると鉄道について文章を書きたくなったんで、早いとこサイトにテキストアップします。
*1:痴漢なんてしていませんよ