完結

東京エイティーズ全巻読み終えた〜(マンボーで)

東京エイティーズ―80’s love & pop!Campus romance graffiti (11) (ビッグコミックス)

東京エイティーズ―80’s love & pop!Campus romance graffiti (11) (ビッグコミックス)

東京エイティーズ―80’s love & pop!Campus romance graffiti (10) (ビッグコミックス)

東京エイティーズ―80’s love & pop!Campus romance graffiti (10) (ビッグコミックス)

読んでいて涙を流してしまったのは前田が三友物産から内定をもらったところと、純平がセミの姿を見て生き生きと就活にリトライしていくところ。やはり就職活動をしている学生としての性か...
前田の物産へのリトライは今の就活でははっきり言ってありえないけど、会社の人間の心を動かし、自分という人間を隠さず全てぶつけたその姿勢は見習わなきゃいけないと思った。グループ面接で一緒になった人間に「君に三友物産でがんばってほしいと思ったよ」と言われていたけど、やっぱり人に訴えられなきゃダメなんだよね。
純平も自分を全てぶつけ、情熱的にやって中小広告代理店から内定をもらっていた。

はっきり言ってドラマチックすぎるんだけど、今の自分がこれらのフィクションを笑い飛ばせるほどの立場にいないことを考えたら、もっとがんばらなきゃという気分にさせられた。もっと自分に向き合い、やっていかなきゃいけないんだと。

フィナーレがどうもぼかされすぎなのが残念。森下の今の顔を見せてくれてもいいじゃないか。


余談だが、本当に三友物産という会社があった。徳島の建材販売会社かー