瑠璃の島スペシャル

衛星放送のように話題が遅れてやってくるこのブログですが(いや、それにしても遅すぎ)、2ヶ月前に放映された『瑠璃の島 SPECIAL 2007』をようやく見ました。璃子さん出てるのに...

神木隆之介*1が出てましたが、ずいぶん雰囲気変わりましたね。毒の弱いさそりに噛まれた璃子さんから毒を必死で吸い出そうとする姿がかっこよかった!

ところでですが、いつから校長先生(岸部一徳)は「前校長」になったんでしたっけ?

ここからはドラマの内容に関するお話
今回も璃子さんのまっすぐなところがたくさん見られてよかった。神木君との関わり、産廃処理施設の調査に訪れた県関係者に対しての行動とか。特に県関係者に対しての行動はすさまじかった。一人で無茶するところがすきなんです(笑

あと、ドラマの主題にも共感。最後璃子さんが島の駅伝大会の宣誓で

この島がビルだらけになっても、ゴミで埋められても、島の人たちが笑っていられたらいい

と言ったんですが、そこんところにはうならされた。
これは島に産廃処理施設が造られるという話が出てきたんでこういうことを言っているんですが、いくらなんでもゴミだらけになってうれしい人なんていないですよね。でも、極端すぎるとはいえ、人の気持がなくなればどんなにいい場所でもダメになってしまうんだから、この発言はすごいなと思った。
この島で死ねたらいいなと思っていたと言う神木君の父さんに対して、緒方拳が言う

この島は死にに来たり、何かを捨てに来る場所じゃない。人が生きていく島なんだ

ていうのも、「場所」というものの大切さを強く表していた。そう、「場所」というのは人が必死に生きていくところなんです。色々とあるだろうけど、人間からしてみれば結局そこに行き着くんじゃないでしょうか。

あと、産廃処理施設をめぐる緒方拳たちの葛藤には考えさせられた。この島が産廃施設を拒絶したら他の場所にできるとか、さんご礁保護を訴えて反対した水道の恩恵を思いっきり受けているとか... 色々難しいね。全ての人との幸せが極大化するのは

*1:鉄ヲタ界の星