サバイバル!? 主役級女優アナリシス 5
ラスト! 1988-1989です。更新に1時間ぐらいかかり、楽しくも厳しくもあるこの連載ですが、とりあえず一区切りがつきます(笑
- 黒木メイサ(沖縄県出身、コラーゲンウォーター)
- 新垣結衣(沖縄県出身、はたちの献血)
- 戸田恵梨香(兵庫県出身、ミサミサ)
- 堀北真希(東京都出身、富士フィルム)
- 多部未華子(東京都出身、読売新聞ヨリモ)
人数は5人とそれほど多くはないけれど、実はこの学年こそが最もサバイバルなのではないだろうか?
明らかに18には見えないですよね。普通に考えれば20前半ぐらいのルックスでしょう。いくらハーフとはいえ。以前AERAの表紙になっていたこともあります。
主演実績はやはり「着信アリファイナル」でしょう。実は舞台でも経験をつんでいて、自分が思っていた以上に演技の経験が豊富でした。今年の4月公開の映画「大帝の剣」*1ではなんと天草四郎を演じるらしい。確かにメイサさんの凛としたたたずまいは似合うとは思うけど、堤幸彦すごいぞ。
凛としたたたずまいの中に親しみやすさを感じる人ですね。舞台経験がこんなにあるとは思っていませんでした。着実にステップアップしてもらいたいですよ。
この1年ぐらいで認知度急上昇。未だに主演はないですが、映画「ワルボロ」でのヒロイン役が決まってます。
ただ、女優としてはまだまだこれからでしょう。NTT東日本、ポッキー、タウンワークとCMでの実績が多いんで。特にNTT東日本は首都圏を中心にオンエアが多く、彼女の認知度向上に多大な貢献をしたのは間違いない。
僕が彼女の女優としての履歴で一番印象に残っているのはドラゴン桜の香坂よしのですが、あの役と今のガッキーはずいぶん違いますよね。女優での履歴は「ギャルサー」「マイ★ボス マイ★ヒーロー」あたりから本格化したといってもいいので、今後の活動に注目です。
2005年ビクター甲子園ポスターキャンペーンのイメージモデル。ちなみにこの同学年には去年のイメージモデルである藤井美菜さんもいます。ビクター甲子園は登竜門なんで、この学年から2年連続というのはサバイバルであることを示しています。
見た目はさわやかな感じなんですが、ギャルサーとかデスノートを考えると実は怖いのかなーとも思う(笑) 主演映画「うに煎餅」に期待。シネクイントってことはけっこうマニアック系の映画ですか?
現在のところ、この学年トップでしょう。超人気映画「ALWAYS 三丁目の夕日」でキーパーソン、六ちゃんを演じたことで第29回日本アカデミー賞新人俳優賞など受賞。赤いほっぺの彼女に昭和30年代を感じました。
変わったところでは、怪談系の作品に多く出演しているところです(笑)。まじめで影を持っていそうな雰囲気がぴったりなんでしょうね。富士フィルムのCMのように笑うとかわいいんですがね^^
「クロサギ」ではまじめな法曹志望の学生がそんな雰囲気にぴったりとはまりました。ただ、そのあとに主演したドラマ「鉄板少女アカネ!」がこけたのがちょっと痛いか...
- 多部未華子(東京都出身、読売新聞ヨリモ)
昨年年末あたりからCMへの出演がすごく増えたような気がする。積水ハウス、ヨリモ、中華まんとか。特にヨリモは高視聴率番組箱根駅伝でガンガンオンエアされていましたねー。中華まんとヨリモではぜんぜん雰囲気が違いますが(笑 どっちも好きですが、僕的にはヨリモのほうが好きですね。
映画での主演が多くて、ここにきてCMにもという流れはブレイクの流れですよね。まあ、「夜のピクニック」で主演しているんでもうブレイクなのかもしれませんが。貴子役はヨリモ系ですね(笑
名前がちょっと覚えにくい、打ちにくいのが難ですが、はっきり言って怖いですね。
この5人、誰が未来の中心になっていてもおかしくないです。ガッキーはまだ女優としてはこれから*2ですが、今の人気を考えると目を背けるわけにはいかないですよ。他4人も着実に実績を積み重ねていて(特に多部さん)、これからが楽しみ。
次は助演級、下の世代からの突き上げについて。志田未来がこわいという認識が一般的でしょうが、僕もそれは否定しません。