キューバ

院の講義のレポートのために読んだ本。この本が出ていることは学部の頃から知っていて、図書館においてあることも知っていました。この衝撃的なタイトルは気になったんだけど、結局読まなかった。

キューバ、首都ハバナユートピアとなっていることがわかります。物は経済封鎖でほとんどない。だけど、人類が産業革命以前から持っていたものを活用し、現代の科学技術も駆使し、サステイナブルで豊かなまちを作っている。

キューバといえばWBCとかオリンピックで日本を苦しめた野球、それと映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」*1ぐらいのイメージでした。あとキューバ危機とかひげのカストロ国家評議会議長とかね。
この本を読むまで、キューバがここまで「豊か」だとは思ってませんでした。物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさを手に入れています。安心できる食料、高度な医療と教育、日本人には想像できない経済的な逆風の中、このようなものを作り上げたキューバの人々にはただ感嘆するばかりです。

*1:見たいと思っているんですけど見られてない...