ナチュラル 愛のゆくえ

千葉県鴨川市にある大山千枚田に行ってきました。
現在、棚田における都市の子どもと地元の子どもの交流、環境教育ということを題材に研究テーマを考えています。というわけで現場を見に行こうというわけです。

安房鴨川駅までは高速バスで行ったんですけど、バスの本数が削減されていて、駅で1時間待ち。
それからバスに乗って釜沼というバス停まで行き、歩き。
すると、関東随一の棚田、大山千枚田があります。

着くとたくさんの棚田オーナーの方が田植えをやっています。僕も研究室の先生に紹介された方の田んぼに行き、田植えをやらせていただきました。

インドア派の私は田植えなんぞ行うのは初めてです。田んぼと畦の間の土を踏んで崩してはいけません。
田んぼの泥はかなり深く、ひざ下ぐらいまで埋まり、なかなか前に進むことができない! そして、苗を植えるのもけっこう大変。泥に差し込めばいいんですけど、まあ、ちゃんと差し込まないといけないわけです。深々と差し込んでしまうと苗が水没してしまうんでね…
ちょうど来ていた東京農工大学の大学院生の方3人と一緒に作業を行いました。なんか院入ってから農工大関係者とよくかかわるな。
なお、へたれな僕がやった後始末は地権者のかたがなんとかしてくれるとか。地権者も大変だ…

田植え後はお食事です。炊き込みご飯と豚汁、ふきとたけのこの煮つけと漬物を地元の方が用意してくれています(大変だ)
もちつきも裏で行われていたようで、もちもありました。

たけのこの煮つけがうまかった。

さて、食後は地元の関係者の方々のお話を聞きました。
取材をするというのはほぼ2年ぶりぐらいでしょうか。某編集部に所属していたとき以来です。実は今回、先生に紹介されたオーナーの人に取材をしようと思っていたんですが、いろいろとあり、地元の方にお話を聞くことに。
地元の人の用の質問をあまり用意していなかった僕。準備不足。

そのため、取材はあんまりうまくいきませんでした(爆) 地元で直接かかわっている人の話を聞けたというのは大きかったですけど。なお、この取材の間、農工大の院生の人一人も一緒にいたんですけど、彼のほうがうまいこと場に乗れていました。

あとで彼が
「メモを取るときは相手の目を見ながらやったほうがいいよ」
など、さまざまなアドバイスを下さいました。勉強になります。そして、自分のへたれっぷりを再確認。もっと精進しなきゃなあ。

帰りは農工大のかたがたの車に乗せて川崎まで連れて行ってもらいました。いろいろと駄弁りながらの帰り道。

うまくいかなかったこともありましたが、棚田を体験できたので、この経験を元に研究計画をしっかりと考えていきたいです。農工大の人にはメアドを教えてもらったんで、なんかまたあるかも。


ちなみに、僕はナチュラル 愛のゆくえ」は見たことがありません。

  • 北海道を舞台にした農牧業回帰もの
  • 主題歌はMY LITTLE LOVERの「NOW AND THEN」

ていう情報しかない。