台風が過ぎ去った

相変わらず環境マネジメント関連の本を読んでいる毎日。院試のためなんだけど、普通に面白いです。もう大学院落ちてもいいやっていうぐらい(爆)。
地球環境学舎の先生の本ということで読んだ新書がこれ

環境政治入門 (平凡社新書)

環境政治入門 (平凡社新書)

著者の松下氏は現在は京都大学大学院地球環境学舎の教授を務めていらっしゃいますが、環境庁で長いこと環境行政に携わったお方です。UNCED(国連環境開発会議、いわゆる地球サミット)の準備にかかわった経験もあるようです。
まだ日本で「環境」というものに関する意識が低いころ、環境庁ができて間もないころに入庁し、奮闘してきた経験も文章に反映されています。日本の環境アセスメントの法制化はOECD諸国では一番遅いらしいです。