将来に向けて

さて、東大新領域の出願日が近づいてきましたが、実はここであるところにも出願を済ませました。
それは、千葉大学工学部都市環境システム学科3年次編入

なぜ、出願したか。
教育実習から帰ってきて、抜け殻のような日々を送っていた私ははっきり言って鬱モードでした。研究に関心が抱けず、空虚な気持ちになっていました。
人間というのは何かに向かって努力しているときは無駄なことを考えないものですが、ふと立ち止まってしまうと、忘れていた悲しさやしまいこんでいた気持ちがよみがえってくるのです。そこで「自分は都市計画がやりたかったんじゃないのか?」という思いが自分を襲った。
さいころから鉄道や都市が好きだった。そして、好きなことは今でも何一つ変わっていなかった。ただ、自分がその好きなことを達成するための道を見つけることができなかった。それだけのことだったんだ。
母親に電話して、自分のふがいなさに泣きました。
そして、母が言うには何もしないであきらめるより、何かしてあきらめたほうがいいと。

その言葉を受けて自分はダッシュで願書を請求し、出願したのです。
正直、受かるとはほとんど思っていません。試験科目は口頭試問のみ、しかも今年から始まったということでまったく情報はない。どんなやつが、どれぐらい受けるのかという情報もない。
まぁ、駆け引きなしの勝負ができるということで、ガツンと行ってきますわ。

あっ、東大新領域も受けますよ。自然と社会の交点をやりたいという気持ちも変わらず持っていますから。おそらくこの思いも小さいころの気持ちが育ったことによるんでしょうね。

ここ数週間で将来についてずいぶんと考えました。そして、自分に一番あってそうな会社はやはり鉄道会社だなと。鉄道、まちづくり、旅行業、自分の関心のある領域をすべて担っているところはここしかないようです。
院卒での就職は厳しいものがありますけど、これからさきの学生生活をがっちり過ごしていきますよ。インターン行きたい。