00年代のシングル10曲

あまり関係ない話ですが、00年代に最後に見た映画「東のエデン 劇場版I The King of Eden」の前説でやっていた「テイルズ オブ ヴェスペリア」の予告編で流れていたBonnie Pink「鐘を鳴らして」が名曲すぎる。
まあ、2008年の曲なので、何を今更という感じですが。

さて、90年代に引き続いて00年代も記述します。

10位:Breathless(The Corrs)

In Blue

In Blue

So go on, go on, come on, leave me breathless
Tempt me, tease me, until I can't deny
This loving feeling (loving feeling)
Make me long for your kiss

基本的に洋楽はあまり聴かない人間なんですが、この曲はなんかはまってしまいました。何回も聞き込んでいるんで、この曲を聴いていると、自分が英語ができるようになったかのように錯覚してしまいます。というわけで、TOEICとか受ける前はいつもこの曲を聴いています。
まあ、歌詞自体はけっこうアグレッシブですが(笑)

(訳)
もっともっと 息つく暇もないぐらいに
誘って、焦らして
私のこの気持ちを否定できなくなるまで
あなたのキスを待ち遠しくさせて

最後の行は使役動詞の原形不定詞ってやつですね。

9位:夏空グラフィティ(いきものがかり)

まぶしい太陽のキラメキのなかで とびきり熱いままで恋をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは あなたひとりだけだよ
抱きしめていて

いきものがかりって、超絶に完成されたバンドですよね。
レトロなポップチューン、親しみの持てる歌詞とボーカルのルックス(笑)
どれか1曲を選ぶのは難しいですが、本格的に「いきものがかりいいなぁ〜」と思ったこの曲で。
青春の熱い恋情がほとばしるこの曲、大好きです。PVが見つからないのが残念。

8位:魔法のコトバ(スピッツ)

魔法のコトバ

魔法のコトバ

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても

実はマンガ「ハチミツとクローバー」が大好きで*1、ほぼ毎日読み返したりしています。映画は見ていないけど...
迷いながら、しかしその中で人生の道を歩んでいくというマンガの酸っぱさ、温かさがよく表現されている曲です。聞いていると青春スーツにおそわれて、胸が締め付けられそうになります。

7位:Last Love Song(GARNET CROW)

Last love song

Last love song

いつかいなくなる君に
いつか斃れる僕は
何が出来るの?
何を残せる?
何を感じてゆける?

またフルPVない...
この曲を聴いていると、上の歌詞の部分ですごい切なさにおそわれ、胸が締め付けられます(またか)
斃れるというのがAZUKI七らしくてすごいな。
でも、実はこの曲はけっこうハッピーな雰囲気の歌なんですよね? 運命の恋人同士が最後の恋*2に浸っているという。ああ、うらやましい...

6位:HANABI(Mr.Children)

HANABI

HANABI

決して捕まえることの出来ない
花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい

00年代は喪失の時代でした。人生のあらゆる岐路で、何かを選択することで多くのものを失ってきました。
そんな喪失を味わったからこそ、今この曲をぐっとかみしめることができているのかな。
何回聞いても、「もう一回 もう一回」の部分はダメです。ダメダメな自分と重ね合わせて、心にぐっと来るものがあるんです。傷だらけの人間にも、何か光があるんじゃないかと思ってしまう。

5位:夢ノカケラ…

夢ノカケラ・・・

夢ノカケラ・・・

君がくれたもの (夢を)信じることの勇気
変わらない気持ち いつも胸に刻んだ
君がくれたもの (夢は)暖かくて優しい
ボクの未来に 輝き続けているから

10年代の自分のキーワードは「夢を信じることの勇気」。その元ネタとなったのがこの曲です。
実はこの曲を聴くのはちょっとつらいところもあるんですが。この「信じることの勇気」という歌詞の意味がわからなかった自分のふがいなさとか、そもそも胸に刻むような夢・気持ちがなかったことだとかがフラッシュバックしてきて。
そんなに簡単に人間変わらないでしょうが、「夢を信じることの勇気」はいつも持っていたいです。

4位:ボーイズ・オン・ザ・ラン(馬場俊英)

BOYS ON THE RUN 4 SONGS

BOYS ON THE RUN 4 SONGS

Hey, Boys do it, Do it, Do it, Do it, Boys
Hey, Boys do it, Do it, Do it, Do it, Boys

最高にかっこいい歌です。ラジオで聴いたこの曲に圧倒されたのがもう5年前。すぐにAMAZONで注文しました。そこまでの経験はこのときだけです。
どこまでも前向きな突き抜けるような感じ。ライブでも聴きましたが、高揚感は本当にたまりません!
一発逆転にはまだ遅くない? そんな気分がしてきたぜ!

3位:dance(小松未歩)

dance

dance

今夜は 朝まで躍り続けていたいの
めちゃくちゃに いまの自分を壊したい
「ここから出よう」見知らぬ人の誘いが
天の導きに聞こえるから ここで群れてる

今ではmixiのオフ会にも参加するぐらいに好きなアーティスト 小松未歩。フェードアウトするように活動休止しちゃったのが本当に残念。
コナンの印象が強いアーティストですが、僕がはまったのは全然関係ないこの曲でした。
人の心の弱い部分を丁寧に歌い上げている様がすごく気に入りました。この曲に限らず、小松未歩の人の内面描写は細やかで、しかも共感できます。
A・Bメロとサビでキャラクターの性別が入れ替わるんですが、どっちにもひかれます。僕は男なんで、「生きているなら 必ずどこかでまた逢えるよ−優しい君は 最後まで気遣うけど…」という部分が実は一番お気に入りです。

2位:LIFE(YUI)

LIFE

LIFE

陽のあたる場所に出て 両手を広げてみたなら
あの空 越えてゆけるかな? なんて思ったんだ
飛び立つ為の翼 それは まだ見えない
カンタンに 行かないから 生きてゆける

この曲に出会ってからしばらく、毎日3時間ほどリピートしてひたすら聴いていました。
ひたすらに道を模索しているそんな描写にどハマリしてました。
そして、YUIの、何があっても前だけを見ていこうという意志の強さを感じさせる凛とした瞳はかっこいい...
力強いギターのサウンドも本当にしびれます。

飛び立つ為の翼は、いつになれば見えるようになるのかな?

1位:シャングリラ(チャットモンチー)

シャングリラ 幸せだって叫んでくれよ
意地っ張りな君の泣き顔 見せてくれよ
シャングリラ まっすぐな道で転んだとしても
君の手を引っ張って離さない 大丈夫さ

1位はこの曲です。1位と2位、どちらもギター女子の曲となりましたが、なんかかっこいいですよね*3
とにかく突っ走っていく、まるで革命家のような橋本絵莉子さん(Vo. & G.)がたまらないです。

テンポがよくて、歌詞はいいこと言っているけど、曲全体で考えるとよくわからない(爆)のにも関わらず、引き込まれていく中毒性があります。「希望の光なんてなくっていいじゃないか」って気分になってくる(よくない)



以上です。
2010年代はどんな曲にめぐり逢えるのか。

*1:ただし、持っているのはコンビニ本

*2:つまり、最良の恋

*3:かっこいい女性が好きです