システム保守・運用担当者として

さて、10月1日をもって、某システムの保守・運用の仕事をやるようになって丸1年がたち、いろいろとわかってきました。

システムのライフサイクルの中で、圧倒的に多くの時間を占めるのがカットオーバー後の保守・運用なのですが、どうしてもその存在は設計・開発等の陰に隠れてしまいがち。
保守・運用は客先(ユーザー)の要望に応えて、要望の実現可能性を調査して対策案をまとめたり、発生したアラートに対応したりとやるわけですが、客先の要望の出し方がどうも一貫性がない。

場当たり的に対応を出されると、同じことを何回も聞かれたり、対応策が一貫しなかったりとよろしくない。システム担当のグループがあるぐらいの大企業なんだから、発生する事象ごとの対応法・システム的な解決法をドキュメントレベルでまとめておけばいいのに。

もっとも、対応策をしっかりまとめ上げていないシステム屋もよくないので、今後要望があった場合は横展開をして、客先に提示するぐらいじゃないとダメだなあ。

私が今の仕事をやるのは残り半年程度という噂があるので、終わりまでがんばりたいところ。