聖地巡礼〜その1〜

ようやくスリランカの話。
8/1〜8/8にかけてスリランカに行ってきた。
まずはその中から、アヌラーダプラについて。「聖地アヌラーダプラ」として、世界遺産にも登録されている。
アヌラーダプラで驚いたことは、街が小さいこと。中心街から外れるとかなり暗い。観光客も多くなく、世界遺産に登録された遺跡がある街とは思えないほど。
そんなアヌラーダプラを自転車でチリンチリンと回ってきた。

んで、今回はその自転車でトラブルがあったのだ。自転車はゲストハウスで借りたのだが、遺跡地区に着いて自転車を止めようとしたら、スタンドが飛んだ! いきなりのハプニングにびっくり。
そしたらおじさんが寄ってきて、修理しようとしてくれたが、やはり無理。

おじさんは案の定、数百ルピーを請求してきた。こちらも世話になっているので、100ルピー渡して一件落着。
このように観光客にお世話をして、数百〜数千ルピーいただこうという人が多いのがスリランカの特徴。

「こんなんで大丈夫かよ」
と思いながら、自転車を木に立てかけ、アヌラーダプラ観光をスタートさせた...

まず行ったのは「スリー・マハー菩提樹」。
釈迦が悟りを啓いたという菩提樹の分け木があるところ。

さて、ここで重要なこととして、スリランカのお寺は基本的に「土足厳禁」
よって、履き物を脱がないといけないわけだが、これがかなりつらい。
スリランカの太陽で照りつけられた石や砂は尋常じゃない熱さになっていることが多くて、死にそうになりながら歩くことになる。幸い、「靴下」を履くことは禁じられていないので、僕のような軟弱な観光客は靴下をはいて観光していた。
一方、聖地巡礼に来ている現地の方々はどういうわけか、素足で歩き回っている。足の裏の厚さはかくも違うのだろうか。

また話がそれたが、この菩提樹、多数の人が訪れ、祈りを捧げていました。
ここに限った話ではないが、アヌラーダプラの遺跡は観光地というよりも、人々の信仰を集める、まさに「聖地」なのだ。それがいい。なんだか僕も神妙な気持ちになってくる。