ガンジス川でバタフライ(テレビ★5点、原作本★9点)

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

メーテレ制作で10月3連休に放送されていましたね。録画しておいたのをいまさら視聴。

この脚本書いたの誰だYO!

確かにラストで「この作品は原作を脚色したフィクションです」とあるんですが、ちょいと変わりすぎじゃないかしら。あと変にネタ入れようとしすぎ。
まぁ、ブッダガヤの近くの家での話はきちんと含まれてたんですが。あれが抜けてたらどうなるんだと

とまぁ、このメーテレさんのやり口には不満がありますが、原作は面白いです。
なんかこういうバックパッカーものってハシシがどうしたとか、ぼられてむかついたとかそういう話に行きがちなんですが、徹底的に「人」にこだわった文章がいい。心を開いて人と関わりあうことの大切さが感じられます。てるこさんの楽しそうな様子がすごくうかがえて、ヘタレ野郎の私もインドいきたーいって気になってくる。

そして、てるこさんの豪胆さに嫉妬する。なんか自分に自信がないようなことが書いてありましたが、あんた面白すぎるよ