ふるさと銀河線廃線

昨日で北海道のふるさと銀河線が廃止になりました。

NHKスペシャルでいろいろとやっていたけど、地域の人に親しまれた鉄道だったんだなあってことがよくわかりました。

ローカル線の利用者はほとんどが学生と病院通いのじいさんばあさんです。学生は少子化で減ってしまい、利用者が最盛期の半分ぐらいになってしまったようです。
心が温まったのは乗務している車掌さんが高校生の名前を全員覚えていて、友達のように離していたこと。最後には制服のボタンを渡していました。

都会の超満員電車とは全く違う情景がそこには展開されていました。こんなに心温まる光景を見ることがあるでしょうか。
鉄道はただの交通機関ではありません。人と人をつなぐことが出来る道なのです。自家用車の方が便利でしょう。でも、あの密室で人と人がつながることができるでしょうか。

銀河線がなくなってしまったのは本当に残念だけど、ローカル線に流れる穏やかな時間がいつまでもありますように。