1リットルの涙

亜也の病状が明らかに進行しています。今までは話す言葉が普通だったので、脊髄小脳変性症であることを忘れてしまうときもありましたが、本格的に病魔が蝕んできているようです。
つらいです。このままどんどん病状が進んでいくことは避けられない病気なので、亜也はいずれはしゃべることができなくなってしまうのでしょう。
そして、来週の予告で失禁を思わせるような映像が出てきました。寝たきりの生活になってしまうのだろうか。本当に病気っていうのは残酷です。

僕が今、大学に入った意味、なぜ勉強したいと思っていたことができなかったんだろうということなんかを考えて鬱になるよりもはるかにつらいことを亜也は遭遇しているのですよね。

僕は生きていて、健康である分まだいいのかもしれないとこのドラマを毎週見るたびに涙を流して思います。しかし、健康であるからこそつらいということもあるんだ。

今週の放映ですごいと思ったのは本当に亜湖が東高に受かってしまったこと。亜也と同じ制服を着た亜湖が登場してくるなんて… 本当にがんばったんだな。
病気の人が周りの人間に力を与えるってことが本当にあるんですね。

遙斗が常南大学医学部を目指すというようになったのも亜也とのかかわりからそう思ったんでしょうか。