岡部さん引退セレモニー

o-tachi2005-03-21

その1

友人と中山競馬場に行き、岡部さん引退セレモニーを見てきました。感動するばかりでしたよ。
本当に中山は混雑していました。G1開催日並み。それだけ岡部さんが偉大な騎手、いや、偉大な人間だったということです。
岡部さんがプレゼンターを務める岡部幸雄引退記念競走の審議が長引いた(結局は到達順位どおり確定)ので、岡部さんはなかなか登場せず。
しかし、岡部さんを待っている間に、曇っていた空が晴れて太陽が出てきました。これは岡部さんの人徳によるものでしょう

岡部幸雄引退記念競走はめでたく関東の騎手である蛯名が1着。2着に同じく関東の五十嵐が入り、関東勢が岡部さんの引退に花を添えられた。これが関西騎手のワンツーだったら岡部さんの胸中は複雑だったろうな(笑)

感動の表彰式をビジョンで見たあと、岡部さんがパドックへ向かってきます。蛯名への表彰シーンは岡部さんが蛯名に対して「関東を引っ張ってくれ」と語りかけているようだった。

その2

岡部さん登場!

岡部さんはシャイな方でした。そして、実直。競馬でひたむきにがんばってきた、それだけにがんばってきたということが伺えました。

まず驚いたのが岡部さんに対して、吉永小百合からメッセージが寄せられていたこと。岡部さんは恥ずかしいようなうれしいようなって感じだった。
それからいろいろな人から花束が贈呈されていました。柴田政人調教師からの贈呈シーンはこの人の現役時代を知らない私でも感動した。
関東の騎手代表で柴田善臣が登場したとき「お前の方が引退しろ〜!」と野次が飛んでましたね(笑)
関西騎手代表は松永幹夫だったんだけど、武豊が別に岡部さんにメッセージを伝えていました。
「記録を破ってごめんなさい」
「どんどん破っちゃってください」
いいやり取りだ。岡部さんという目標がいたからこそ武豊も恐ろしいぐらいに強くなったんだろうね。
一方横山典弘
「勝利数の記録は豊君が破るでしょうから、僕は岡部さんの56歳の記録を破ります」だとさ(笑

そして、場の雰囲気が最高潮になったとき、なぜかお神輿が登場。なんとこれに乗って岡部さんがパドックを1周したのです。これには驚いた。こんな演出が用意されているとは。やってくれるぜ横山典弘

前に人がいたせいであんまり岡部さん見られなかったんだけど、このおかげで岡部さんを間近で見られた!

こうして引退セレモニーは終了。
残念ながら私は岡部さんがG1を勝っていた時期を実際に見たわけじゃないですけど、岡部さんがいなくなるのは本当にさびしいです。パドックの応援幕から岡部さんへの愛を感じた。岡部さんのあとをついでカッチーとかががんばってほしいなあ。

第54回フジテレビ賞スプリングステークス


パリブレスト
→13着
ヴァーミリアン
→14着
マキハタサーメット
→9着
ペールギュント
→6着

ひどい予想だ。
ヴァーミリアンデムーロから北村に乗り代わり。
「これでヴァーミリアンは終わりだな」
と2人で話していた。それからペールギュントの鞍上柴田善臣にも不安を感じていた。まあこの2頭が1番人気をわけあったという感じでしたけどね。
結局2人してこの2頭を完全にシカトすることはできず。実績あるからねえ。実績あるからここ負けても皐月には問題ないんだろうけど。
この日は四位が単勝万馬券を出していたんで、「四位が調子いい」と話していたら、人気薄のウインクルセイドが2着。四位から流せばよかったなあ。
1着は蛯名。この日は蛯名が調子よかったですね。武豊も来ていたのに。
3着は「なんでこの馬に武豊が乗っているんだ?」と話していたトップガンジョー。豊は岡部さん引退セレモニーのために中山に来ていたんでしょうね。リンカーンを福永に任せて。しかし、ペールギュントでもヴァーミリアンでもなくこれに乗るとは。両馬の陣営が豊がクラシック本番でディープインパクトに乗るからあらかじめ善臣やデムーロ*1に任せておいたからだろうけどね。トップガンジョー陣営優先出走権獲得で万々歳。

*1:病気で北村だったけど

第53回阪神大賞典

アイポッパー
→2着
サクラセンチュリー
→4着
ピサノクウカイ
→7着
リンカーン
→3着
マイソールサウンド、よくこの3000メートルを勝てたなあ。けっこう直線ではいっぱいいっぱいのように見えたけど、本田が気合で持っていったんだろう。天皇賞は厳しそうだけど。
リンカーンアイポッパーと競って3着。休み明けで走ったから天皇賞に向けて好感触。昨年のリベンジを果たせるか?